≪花粉症≫対策について

春分を過ぎて春らしくなってきましたね。東京でも桜が開花して新年度を迎えます。

みなさん、《からだ》の調子はいかがでしょうか。

春を迎えるこの時期、多くの方が《からだ》の不調を自覚させられるのが“花粉症”です。

“花粉症”はスギやヒノキといった花粉に対して、目や鼻、のどの粘膜でアレルギー反応が起こる症状とされていますが、アレルギーの原因物質(アレルゲン)は花粉だけではありません。

この時期は大陸から運ばれてくる黄砂、昨今ニュースでも取り上げられているPM2.5(微小粒子状物質)、普段から空中に浮遊している大気汚染物質などが花粉に付着して花粉を傷つけて、花粉が アレルゲンを出しやすい状態に変化 して、よりアレルギーを起こしやすい花粉に変わっているのです。

スギやヒノキといった花粉を飛ばす植物は古来から日本に存在していますが、“花粉症”に悩まされる方が激増しているのは、今から半世紀前の高度経済成長期以降と言われています。

高度経済成長期は、重化学工業化によって日本が奇跡的な戦後復興を果たした画期的な時代として認識されています。重化学工業化は、交通網・上下水道の整備に伴う道路・河川の舗装化といったインフラ整備、モータリゼーション(車社会化) と一体となって、人口の集約を伴う都市化を推し進めました。都市化によって飛散した花粉が空中に浮遊しなくなるように軟着陸する土が減ったわけですが、また、この頃までに建築資材としてスギが造林された結果、花粉を最も飛散させる樹齢に達したスギ林面積が大きくなりました。

スギ林が増えたのと花粉が大量に空中に飛散しやすい環境条件が高度成長期に整えられたわけですが、一方で都市部に居住する人の《からだ》の変化こそ“花粉症”の発症メカニズムにとって重大な問題です。

高度経済成長期以降、一般家庭の食生活が大きく変わり、それまでの穀類・野菜類・海藻類・小型魚類を主としていた食生活から、牛乳・乳製品類・肉類・油脂類を多く摂取する食生活へと変わっていきます。

都市化に伴った居住環境の変化は、高気密性の住居が建築されていくことによって、 ダニの死骸・フン が室内に大量に蓄積してアレルゲンとなっていき、“花粉症”を発症させやすくしてきました。

ストレスの多さからくる免疫系・自律神経系の変調も都市化に伴った《からだ》の変化と言えるでしょう。また、徹底した駆虫対策と衛生施設・衛生観念の普及によって、ひとの腸内に生息するヒトカイチュウの寄生率が急速に減少したことも“花粉症”の発症原因となっているという説もあります。

“花粉症”に悩まされる方の《からだ》の特徴

春は冬に締まっていた《からだ》がゆるんでくる時期ですが、“花粉症”を発症される方の特徴として、《からだ》がゆるむのが遅れているという特徴があります。

後頭部や背中、骨盤と開き、全身がゆるんでいくはずなのに、“花粉症”の方の《からだ》は、特に背中がゆるまないために鼻が過剰反応を引き起こします。

東洋医学的にみると、汚れた空気を吸うことや様々なストレスを受けて《からだ》に害のある飲み物や食べ物を取り入れていることが問題です。つまり、飲食の不摂生や生活環境から来るストレスが原因となって、体内の氣や血の停滞や不足を生じさせた結果、“花粉症”が発症すると考えられます。

“花粉症”は特に日頃から水分を摂り過ぎている傾向の人に多く見受けられ、体内の水邪・湿邪が鼻水・鼻づまりとなって現れるのです。ストレスは「肝」の働きを乱し、水分の摂り過ぎや冷えをつくる生活は「脾」「肺」「腎」に負担をかけて氣の乱れをつくります。くしゃみや鼻水・皮膚の炎症は、本来は外からの刺激を排除するために起きる《からだ》の防衛反応ですが、氣が乱れるとこれらの反応がアレルギー症状となるのです。

冷たい飲み物(特に乳製品)を空腹時に飲んだり、カロリーの高いものを夜に食べたり、寝不足や運動不足、薄着の習慣も「脾」「肺」「腎」を傷めます。また、先のことまでくよくよ心配したり、自分の弱点ばかり意識することも「肝」を傷めます。

“花粉症”は、頸椎・胸椎・骨盤などの調整で治ります

“花粉症”の人は、頭骨のゆがみや骨盤のゆがみ、内臓的にはS状結腸(下腹部の左、直腸の手前)、肝臓、呼吸器や生殖器に問題があります。根本的に花粉症を治したいと思えば、全身的な《からだ》の改善が必要なわけです。

症状さえ無くなればいいという安易さは、特に西洋薬に頼って年々症状が悪化して、春だけでなく秋にも“花粉症”になり、さらには一年中体調が悪いといった人に多く見受けられるように思います。

鼻の異常は意外に根が深いことが多く、特に心臓などの循環器、生殖器や腎臓、そして脾臓などの免疫系と関係するところにかかわりが深いので、じっくりと《からだ》を調整することをお勧めします。

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