IgA抗体免疫と腸内フローラ

今年の2月に放送された番組を先週やっと観ました。

商業上の「腸を調える」話題では、腸のどこを調えればいいのかというのは曖昧ですが、小腸(十二指腸から始まって、空腸・回腸と分かれていて、広げるとテニスコート1面分になると言われています)ではないかとイメージできるように構成されています。
今回のこの放送も、腸のどこを問題にするのかというのは明確には示されていなかったと記憶していますが、ウィキベディアで「腸内細菌」を見ると、「腸内細菌は回腸以降の大腸を主な活動場所としている」と載っていました。

今回の放送で私が新たに知ったのは、腸内フローラの中に「ウイルスや細菌の感染を予防するために働くIgA抗体を表面上に纏った細菌が存在する」ということです。

2015年7月(先月)発行の『免疫学の基本がわかる事典』(初版35万部みたいな帯あり)のp96~99「腸管免疫と気道免疫」の項目で書かれていることを要約すると、

腸管免疫において重要なのは、異物を腸管上皮上にある粘液内で排除する仕組みとしてIgA抗体が働くことである
IgA抗体は病原微生物の侵入を最前線で防いでいる

と書かれています。
ですが、このNHKスペシャルでわかったことは、

IgA抗体を身に纏って排除されないで腸管上皮上にある粘液内にとりこまれて共生している細菌がいるということです。

「ひと」を主語とするなら、「ひと」は選択的に細菌を腸管上皮上にある粘液内にとりこんで腸内フローラを形成している

と、「ひと」をすごく肯定することになりますが、「ひと」の体内で共生する細菌が生存するために選択的に「ひと」に取り込んでいっているのかもしれません。

研究の最前線は、一般化される書物を遥かに超えています。

私たちの気心治療は、その最前線を基にして行っています。

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2015060693SA000/

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