かぜ~西洋医学では~

前回は、東洋医学で「かぜ」をどのように考えるのかについて書きましたが、今回は、日本の一般的な医学では「かぜ」をどのように認識しているのかについて書いてみます。

日本の医療・医学が準拠している医学は、東洋医学と対比すると西洋医学と呼べますが、そこではいわゆる「かぜ」を「かぜ症候群」として他の病名と分類しています。

 

かぜ症候群」とは

鼻症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ)と咽喉頭症状(のどのイガイガ感、咽頭痛、嗄声)が主な症状で、ウイルスを主としたいろいろな病原体によって鼻やのどなどの上気道に生じる炎症性病変の総称をいいます。

 

「かぜ症候群の原因」は、

ウイルス、細菌、マイコプラズマなどがあって、9095%はウイルスによります。

そのうちウイルスの頻度は、

ライノウイルスが約30%=くしゃみ・鼻水・鼻づまり(鼻・のどの粘膜で増殖)

アデノウイルス群が1015%=のど・扁桃の腫れ、発熱のどの粘膜で増殖

コロナウイルス10%前後=鼻水・鼻づまり鼻の粘膜で増殖

④その他のウイルス群が5%(インフルエンザウイルスなど)=発熱・頭痛・倦怠感・関節痛など。乳幼児では発熱、不機嫌、食欲不振、ときに嘔吐、下痢、鼻出血

⑤未知のウイルスが3040

となっていて、細菌では連鎖球菌群の関与が5%程度となっています。

 

せき・痰(膿性痰)がみられる場合には、が起きている可能性を考慮する必要が出てきます。

 

発熱や悪寒を伴う場合もあって、このときには扁桃や咽頭炎合併の可能性も考慮する必要が出てきます。

 

乾いたせき、そして痰がみられる場合は、成人では気管支や肺の炎症(マイコプラズマ感染)を考慮する必要が出てきます。

 

臨床症状として「かぜ症候群」は、発熱が3日以上続くことは少なく、インフルエンザを除いて38℃以上発熱することも少ないと考えられていて、十分な保温と安静によって1週間以内に自然治癒するとみなされています。

 

主に『臨床医学各論』医歯薬出版 第2版 P5960を参照

 

次回は「かぜ」症状について、1991年に提唱された新しい考え方である「ダーウィン医学」がどのように考えるか書いてみたいと思います。

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