かぜ~東洋医学では~

日一日と寒くなっていく晩秋のこの時期、テレビでは かぜ薬のコマーシャルを多く目にするようになりますね。

 

「くしゃみ・鼻水・鼻詰まり」

「悪寒・頭重」

「熱っぽさ」 ・・・etc.

“かぜ”と思わせる症状は様々ですが、一般に“かぜ”に当てられる漢字の「風邪」は東洋医学では“かぜ”の一面しか言い表わしていません。

 

「風邪」は東洋医学では「ふうじゃ」と呼びます。

風(ふう)、湿(しつ)、暑(しょ)、火(か)、燥(そう)、寒(かん)という自然界の気候の変化(六気)が、たとえば温暖になるべき春に寒冷になったり、寒冷になるべき冬に温暖になったりして、正常な規律を失ったときに人体に障害を及ぼす【邪気】になります。(「風邪(ふうじゃ)」「寒邪(かんじゃ)」など)

また別の面では、人体の調節機能が異常を起こして気候の変化に適応できなくて、外来の気に侵襲されて病変を生じたときにも、「六気」は【邪気】になります。

 

ところで秋の気候の特徴は何だと思いますか?

東洋医学では「燥(そう)」と言います。

燥は大気中の温度が低くなって乾燥してくると人ののどを乾燥させます。

この燥という気を感受して咳やのどのいがらっぽさなどが現れれば「秋燥(しゅうそう)」と言います。

 

では冬の気候の特徴は何でしょうか?

それは「寒(かん)」です。

寒は気温が低下する現象で冬の主気となります。

急に気温が下がると寒邪が体内に侵襲しやすくなって、体を温める働きや体表の防御機能を失わせたり、気血の流れを悪くしたり、肌や筋肉・関節の動きを悪くします。

また、直接五臓六腑を犯して疾病を引き起こすことがあるため、お腹の冷えや痛み、嘔吐、下痢といった胃腸の症状や、頻尿といった腎膀胱の症状が現れます。

ここでは余談ですが、冬以外の季節でも雨に濡れたり身体を動かして汗をかいて風に当たると体温が奪われて寒邪を受ける原因になります。冷房が発達した現代では暑い時期に冷房が効き過ぎていると、正常な気候の特徴(暑さ)に反するため寒邪となって人体に障害を及ぼします。

 

上記の内容から、晩秋のこの時期は気温の低下と空気の乾燥によって「寒邪」「燥邪」に犯されやすく、それによっていわゆる「かぜ」の症状が発現することがわかったでしょうか。

この時期はその特徴から乾燥対策、寒さ対策をとっていくことが「かぜ」対策になるわけです。

 

  【完全予約制】

Tel:

 0422(77)0443

診療中のため電話に出られない場合がありますが、折り返しお電話いたします

 

Mail:

info@nakayukui.biz

 

住所:

 三鷹市上連雀8-10-19

 ミタカハウス101号室

 

近隣施設:

 三鷹警察署

 コメダ珈琲

 OKストア

 

定休日:

 第2第4日曜日の午後

 

営業時間:

 午前9時~午後9時